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新型コロナワクチン接種に関連したお知らせ

2021/05/11



新型コロナのワクチン接種が始まっています。
それに関連して、注意していただきたいことが二点あります。

 

日本医学会連合より「COVID-19 ワクチンの普及と開発に関する提言」が出されています。

(抜粋)12. 手術患者へのワクチン接種には、時期に注意する必要があります。


 COVID-19 ワクチン接種前に手術を受けた方は手術後どれほどの期間をあければ接種可能か、およびCOVID-19 ワクチン接種後にどれほどの期間をあければ手術が可能か、についてはエビデンスに基づく医学的に明確な基準はありません。
 術後には体への侵襲に伴う免疫応答や異化の亢進などの諸々の理由で、ワクチン接種を2週間待つことが一般的です。COVID-19 ワクチンについては術後の適切な接種時期を決めるのに参考となる事実がないため、一般的な待機期間である2週間が妥当ではないかと考えられます。

 同様に、ワクチン接種後の手術については、一過性の副反応の頻度が少なくなる接種後3日目以降であれば手術可能ではないかと考えられます。なお、COVID19 ワクチンに関する情報はいまだに乏しいため、これらについては今後エビデンスが蓄積するのに伴って変更される可能性があります。

 

もう一点は、解熱剤についてです。
ワクチン接種後に3人に1人の確率で発熱があったそうです。

その際に服用する解熱剤に、ロキソニンやボルタレンといった非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)は絶対に服用しないこと。これらを服用すると腎機能に抑制がかかり、免疫力がおち、後遺症を残すケースが多いとのことです。
解熱剤としては、カロナールが第一選択です。

今後、ワクチン接種を行った場合は申し出てください。
鎮痛解熱剤の種類を確認してお出しします。
また、以前飲み残した鎮痛解熱剤もできれば処分していただき、発熱した際に飲まないように気をつけてください。

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